お問い合わせ事例⑦-6 断熱塗装『麦わら帽子は冬に買え』(効果測定)
お世話になります。
三河地方や三遠地方を中心に工場塗装や倉庫塗装などの改修・修繕を行っております河合塗装工業です。
数回に渡り綴っております、夏の暑さ対策『断熱塗装』について。
実際の効果の程はどうなのか、計測結果をご紹介いたします。
※前回記事:お問い合わせ事例⑦-5からの続きとなります。
実際のところ断熱塗装の効果のほどは?
断熱塗装を行う一番の目的としては、夏場の場合は室温上昇をいかに抑えることができるかだと思います。
今回の工事では残念ながら室内からの計測は行うことができませんでしたので
塗装中の屋根を外部計測で確認した結果をご紹介させていただきます。
※室内計測はご興味があればご協力いただけますと幸いです。
工事着手前 (洗浄前)
・9/9 14:00 当日の気温:最高33.4℃ 最低24.4℃ 平均風速3.3m/s
計測にはサーモグラフィカメラを使用しましたが
お昼過ぎの屋根はとても高温になっており、機器の計測可能範囲を超えていました。(上限60℃)
夏場の炎天下の車のボディーに触れたときを想像していただければと思いますが
こちらの金属屋根も1秒も触れていられないほど熱くなっていました。
実際に作業中は靴を履いていても足の裏が赤くなるほどでした。
下塗りのサビ止め塗装を終えても、その熱さはほとんど変わっていませんでした。
(※試す訳にもいきませんが、夏場の屋根で目玉焼きができるそうです。。)
断熱塗装 1層目乾燥後
・9/18 14:00 当日の気温:最高33.8℃ 最低25.0℃ 平均風速2.7m/s
反射熱や風の当たり具合によって計測値が前後しますが
ようやく計測可能な範囲内の温度となりました。。。
体感としては手袋なしでも屋根に触り続けることができましたので
実際の温度はもう少し下がっていると思われます。
断熱塗装 全工程完了後(断熱 計4層実施後)
・9/21 14:00 当日の気温:最高33.9℃ 最低25.5℃ 平均風速2.9m/s
断熱塗装4層目乾燥後の表面温度。南から北向きに計測。※表示の色は相対温度のため1層目計測時より白色の範囲は増えていますが計測範囲内の最高温度は40.7℃となります。
繰り返しとなりますが、サーモグラフィで表面温度を計測しているため誤差があるかもしれませんが
確かに屋根の温度が低下していることを確認できました。
当初は靴を履いていても足まで伝わってきたあの熱さがまるで嘘だったかのように
完了点検の時には靴を脱いだ状態で15分ほど屋根の上にいましたが、足の裏が温かいぐらいにしか感じませんでした。
これまで何度も断熱塗装をさせていただいていますが
断熱塗装の効果を肌で感じる度に毎回驚いてしまいます。
長らく続けてまいりました断熱塗装の記事も次回のまとめで最後となります。
次回記事予定:お問い合わせ事例⑦-7 断熱塗装『麦わら帽子は冬に買え』(まとめ)
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前回記事:お問い合わせ事例⑦-5
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