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ルーフボルトのサビ対策

塗装の豆知識 2023.09.05 (Tue) 更新

お世話になります。

三河地方や三遠地方を中心に工場塗装や倉庫塗装などの改修・修繕を行っております河合塗装工業です。

今回は、雨漏りの原因となりやすい「ルーフボルトのサビ対策」についてです。

 

 ルーフボルトとは 

 波型スレート屋根や金属屋根の屋根材を固定するために用いられているボルトのことです。

 近年ではステンレス製のボルトが主流になっているものの、築年数の長い建物には鉄製のボルトが使われていたり

 ステンレス製といえど、酸性雨や塩害の影響もあり、屋根点検時にボルトのサビが見つかる事もあります。

 もちろん、サビをそのままにしていますと、やがてボルトが欠けてしまったり、取れて穴が開いてしまったりと

 雨漏りの原因だけでなく、ボルトを失った屋根は強風に耐えられなくなってしまいます。

 

 ルーフボルト交換は容易ではないという欠点も 

 屋根から外に露出しているのは、ボルトの頭部分ではなく、ネジ山(ギザギザの棒)側であることがほとんどです。

 そのため、交換をするにもボルトの頭側である屋根裏に入っての作業となるほか、ネジ山がサビている状態では取ることも難しく

 実際はボルトの交換をするのは、あまり現実的な話ではありません。

 

 サビを完全に取り除くのも困難です 

 表面的なサビであれば削ることはできますが、金属内部までサビが進行していた場合には、完全に取り除くことはできません。

 また、いくら表面だけを削るとしましても、ネジ山部分は削ってしまう訳にはいかないため

 サビを残したままとなりますが、できる範囲でしか施工できないのが実情です。

 

 それでも少しでも今のボルトを長持ちさせるには「ボルトキャップ」 

 表面のサビ落とし → サビ止め塗料の塗布は当社の通常工程として行っておりますが

 加えて『ボルトキャップ』を被せることで、サビ止め塗装のみの場合と比べ、より長持ちさせることができます。

 紫外線に強い「高耐候プラスチック製」であるほか、屋根塗装も行う場合はキャップも一緒に塗装をすることで

 キャップの耐用年数も伸ばすことができるといった相互作用も期待できます。

 キャップは取付け時にきちんと接着させるため、風で簡単に外れてしまうこともありません。

 

施工写真:ボルトキャップ+塗装を実施

 

 

 少しでも屋根の様子がご心配でしたら 

 河合塗装工業では、ドローンを用いることで無料にて調査を行っております。

  参考記事:調査・診断は無料で行います。

  参考記事:高耐久の屋根材でも想定より早く雨漏りすることがあります。

 

 

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 参考記事:調査・診断の流れについて

 参考記事:お問い合わせ事例①

 

 

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