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【遮熱機能】暑さを軽減する塗装

塗装の豆知識 2023.09.27 (Wed) 更新

お世話になります。

三河地方や三遠地方を中心に工場塗装や倉庫塗装などの改修・修繕を行っております河合塗装工業です。

 

今年の夏はまた一段と暑い日が続き、記録的・観測史上というワードを何度もニュースで耳にしました。

私どものような外仕事だけでなく、今年は室内仕事でも体調不良でお休みされる方が多いとのことです。

電気代の値上げもあり、健康か節約かを天秤にかけるような難しい判断を迫られたかと思います。

先日の打ち合わせで伺ったある企業の担当者様は、空調設備を増やしたくても承認がおりないし

節約するよう言われているので、来年もきっとひたすら耐えることになりそうとおっしゃられていました。

そこで、遮熱塗料でのプランをご提案をさせていただきました。

 

 

 遮熱機能とは 

太陽光に含まれる近赤外線を一部反射させる機能

反射をさせることで、結果として室内温度の上昇を穏やかにする狙いがあります。

 

 遮熱塗装をおすすめするケース  

・電気代の節約指示を受けている
   →検証実験のデータが公開されており、実際に節約効果が認められています。

・あくまで修繕の範囲内として暑さの対策をしたい
   →修繕で使用する塗料を変更するだけで、遮熱をするために追加となる工程はありません。

・金属製もしくは薄めの屋根材や外壁材が使用されているなど、室内への熱伝導の影響が大きい場合
   →より遮熱による変化量が大きくなり、実感しやすいです。

・南~西日を強く広く受けている環境の場合
   →より遮熱による変化量が大きくなり、効果を実感しやすいです。

 

 遮熱塗装以外の方法をご検討いただいたほうが良いケース  

・太陽光の熱を軽減する程度ではご希望に添えない場合
   →断熱塗装もしくは断熱材や屋根材などの建材の変更をおすすめします。

・煙突の煙のすすや砂埃など汚れやすい環境の場合
   →塗装面が汚れてしまいますと反射力が落ち。遮熱効果も下がります。

・日光があまり当たらない環境の場合
   →あくまで光として伝わってくる熱を軽減している日陰では効果はありません。

 

 

 補足事項 

お選びの塗装色によっても遮熱効果(日光反射率)は増減します。

服の色と同じように、白に近いほど着心地は涼しく、黒に近いほど暑いといったイメージの通りです。

では、黒色で塗装する場合は遮熱の効果も下がってしまうので、どうするのか難しいところではありますが

黒色だからこそ、余計に暑さが増すのを軽減するために遮熱塗装を選択される企業様もいらっしゃいます。

企業のイメージ維持など使用できる色に指定がある場合もあるかと思いますので

塗装色・塗装面の素材・周辺環境など総合的により良い提案ができますよう努めてまいります。

 

 参考リンク 

(社)日本塗料工業会 「高日射反射塗料について」 (PDF)

関西ペイント株式会社「高日射反射率塗料アレスクール」 (PDFカタログ)

関西ペイント株式会社 「遮熱と色について」

 

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