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お問い合わせ事例④ 雨漏り

雨漏り現場ブログ 2023.10.19 (Thu) 更新

お世話になります。

三河地方や三遠地方を中心に工場塗装や倉庫塗装などの改修・修繕を行っております河合塗装工業です。

 

少しづつ暑さもやわらぎ、だんだんと秋らしくなってまいりました。

台風シーズンも過ぎ、雨も少なくなってまいりましたが

それでもまだ、雨漏りのお問い合わせをいただいております。

過ごしやすい穏やかな気候のときこそ、1度じっくりと点検をされてはいかがでしょうか。

さて、本日は塗装と一緒に雨漏りを直したいというお問い合わせ事例をご紹介いたします。

 

 お問い合わせ内容 

修繕で塗装を考えているが、雨漏りをしているので一緒に直してほしい。

 

 調査 

屋根上に登り直接の調査を実施

調査箇所:屋根・室内

調査時間:60分程度

少量ではあるものの長く続いているとのこと。

雨漏り箇所の真上の様子。よく見るとトタンと鉄板が交わる箇所に隙間があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 診断報告 

雨漏り箇所のちょうど真上にあたる倉庫の屋根と事務所棟の壁の継ぎ目に、わずかですが隙間がございました。

事務所棟側の屋根には雨漏りしそうな穴や隙間は見当たりませんでしたので、この隙間が雨漏りの原因である可能性が高いです。

完全に特定するためには、外壁材を外して内部の確認をする必要がございますが

外壁の劣化具合から、外した際に破損する恐れや、元に戻せても隙間を拡げてしまう恐れがあります。

そのため、内部調査を行うには、実質、調査箇所の外壁の貼り替え工事となる可能性があります。

もしくは、建物の設計上、排水用に設けられた隙間ではなさそうですので、

試験的に隙間を仮塞ぎして経過を見て判断する方法も可能かと思われます。

 

 ご提案  

プラン①:雨漏り箇所の外壁貼り替え(+水切り取り替えの可能性)

ご報告の通り、原因を完全に特定するためには、外壁材の貼り替えをして内部調査を行う必要がございます。

また、隙間に設置されています水切りと呼ばれる鉄板も、もし内部で破損や穴があった場合には

一緒に取り替えが必要になる可能性もございます。そのため、最終的な工事範囲は外壁を外してからの判断となります。

確実さではこちらの方法となりますが、貼り替えのほうが塗装工事よりも少々ご予算はかかります。

 

プラン②:隙間を塞ぐ(塗装工事をする場合)

塗装工事もご検討されていますので、外壁を貼り替えせず、隙間を塞ぎ、最終的に塗装で仕上げる方法もございます。

憶測での工事となりますので、念のため、事務所棟側の屋根も含めて、塞いでも問題なさそうな箇所は全て塞ぎます。

そして、隙間を塞いだ後に放水試験にて改善確認を行います。

塗装工事での洗浄作業の機会に併せて試験をさせていただくのであれば試験費用は不要です。

外壁材も塗装をされるのであれば、今回は貼り替えをしなくても、もう少し維持ができると思われますので

あまりご予算をかけない方法としては、こちらの補修方法をご提案いたします。

 

 

最終的にプラン②のほうでお話をすすめさせていただくこととなりました。

次回記事では塗装工事の診断事例をご紹介いたします。

 

 

 

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参考記事:調査・診断は無料で行います。

参考記事:調査・診断の流れについて

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